保育士試験
音楽科目の試験内容
保育士試験
少子高齢化社会の中で、子供の健全な成長発達を担う専門職が保育士です。国は子育てをしながら安心して働ける環境づくりに向け、現在「待機児童ゼロ」をめざし、保育施設の増設や整備に積極的に取り組んでいます。
保育士試験は、保育人材の確保を図るため、平成27年度より、年2回目の試験として、地域限定保育士試験を実施していますが、平成28年度より、地域限定保育士試験に加え、通常の保育士試験についても、自治体によっては、年2回目の試験を実施するようになりました(厚生労働省ホームページより)。
保育士試験には、筆記試験と実技試験がありますが、音楽に関する試験内容は次の通りです。
筆記試験では、保育実習の音楽分野で、例年、「音楽理論(楽典)」が出題されています。問題の内容は広範囲にわたっていますが、特に“移調”と“音程”は出題される可能性が高いので、よく勉強しておく必要があります。
また、実技試験については、例年、あらかじめ指定された課題曲(童謡)2曲をピアノ(または、ギター、アコーディオン)で伴奏しながら歌う「弾き歌い」が課されています。
(実技試験は筆記試験全科目に合格していないと受けることができませんが、実際には、筆記試験の合格発表後に実技試験の練習を始められても、時間的に間に合いませんので、できるだけ早くピアノレッスンを受講されるよう、強くお薦めいたします。)。
このように、保育士試験を受験するためには、「ピアノ」「弾き歌い」「音楽理論(楽典)」などの勉強が必要です。太田ピアノ教室では、これら受験に必要な音楽に関するすべての科目を、総合的にご指導いたしております。
《ご参考》
1.令和6年度の課題曲及び以前の課題曲
<令和6年度の課題曲>
①夕焼け小焼け②いるかはザンブラコ
<以前の課題曲>
令和 5年度 ①幸せなら手をたたこう②やぎさんゆうびん
令和 4年度 ①小鳥のうた②びわ
令和 3年度 ①あひるの行列②揺籃のうた
令和 2年度 ①大きな栗の木の下で②ニャニュニョのてんきよほう
☆前期の筆記試験は4月、実技試験は7月(または6月)に行われます。
また、後期の筆記試験は10月、実技試験は12月に行われます(地域限定共通)。
2.保育士試験受験のために当教室に通われている生徒さまの一例
大学、短期大学、専門学校、通信教育などで勉強をされている方々
(上記の一例:日本女子大、東京家政大、帝京大、目白大、鎌倉女子大、聖徳大、相模女子大、東京未来大、ユーキャン他)
なお、試験内容についての詳細は、受験申請の手引きでご確認の上、「一般社団法人全国保育士養成協議会 保育士試験事務センター」へお問い合わせください(詳細は、“レッスンのご案内”(PDFファイル)をご覧ください)。